こうなんfamilyクリニック
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こうなんfamilyクリニック

外来診療外来診療

※当院では未就学児の診察はお受けしておりません

■診療案内

当クリニックで診察・診療を行っている科目のご案内です。
電話予約、WEB予約が可能です。

■放射線検査

当クリニックで行える放射線検査のご案内です。
検査を基に正確な判定・診断をいたします。

■臨床検査

当クリニックで行える臨床検査のご案内です。
的確な診断のために必要な各種検査が可能です。

検査は、女性検査技師が担当いたします。

診療案内

内科

一般内科

発熱、咳、のどの痛み、頭痛、感冒、動悸、むくみ、不眠、頻尿、体重減少、肺炎、花粉症などのアレルギー疾患等

生活習慣病

糖尿病、高血圧症、高脂血症(脂質異常症)、高尿酸血症、骨粗鬆症、心疾患等
※採血や尿の検査、各種エコーやCT検査などを行い精査し、可能な限り当日中に説明を行い、必要時には適切な治療を行います。また、血圧脈波検査による動脈硬化のチェック、骨密度チェックなども行っております。

消化器内科

  • 腹痛、胸やけ、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振等
  • 血便、肛門出血、肛門痛、虚血性腸炎、大腸癌、急性虫垂炎等
  • 逆流性食道炎、食道潰瘍、食道癌等
  • 胆石、胆管結石、黄疸、胆のう癌等
  • 胃痛、胃・十二指腸潰瘍、胃癌、アニサキス症、慢性胃炎等
  • 肝機能障害、肝炎、肝細胞癌等

胃がん検診で2次精密検査が必要と言われた方、ピロリ菌が心配な方など一度当院にご相談ください。
細径内視鏡(胃カメラ)での精査や、ピロリ菌の検査、除菌治療も行っております。
※苦痛の少ない鼻からの検査(経鼻内視鏡)、眠ったままでの検査(静脈麻酔)も行っております。

総合診療科

総合診療科とは、全人的に人間を捉え、特定の臓器・疾患に限定せず多角的に診療を行う診療科です。原因不明の症状や、長く続く症状に悩んでいる、どの診療科に相談すればよいのか分からないなど、お悩みの方はご相談ください。

乳腺診療

乳腺の痛み、しこりが気になる方、乳癌が気になる方はお気軽にご相談ください。
当院では視触診および超音波での検診・精査を行っています。
検査結果は当日中に、お話しいたします。※細胞診を採取した場合は結果が後日となります。

一般外科

切り傷、擦り傷、やけど、打撲、捻挫、切開排膿、褥瘡等
感染症を防ぐためにもお早めにご受診ください。

肛門診療

いぼ痔、切れ痔、肛門周囲の炎症、肛門からの出血等

  • 肛門鏡による診断、治療を行います。

※なお、外科的処置が必要と判断した場合は近隣の専門施設へ紹介致します。
※現在、大腸ファイバーによる検査は行っておりません。

特定健診・各種がん検診・一般健診

  • 特定健診、胃がん検診(胃カメラ)、大腸がん検診、ピロリ菌検診、肝炎ウィルス検診を受け付けております。
    ※特定健診、がん検診受診の際には必ず【受診券】をお持ちください。
  • 就職、受験、入学、入園などに際した健康診断や定期健診などを受け付けております。
  • 職場での要受診、要精査の方の二次検査も行っております。結果を拝見し、必要に応じて血液検査、腹部エコー検査、内視鏡(胃カメラ)、CT検査などを施行し、内服処方や定期診察などでフォロー致します。なお、専門外の疾患、重度の疾患の場合は近隣の専門施設、総合病へ紹介致します。

各種ワクチン接種

自由診療

自由診療(自費診療)とは、健康保険等の公的な医療保険制度が適用とならない全額自己負担の診療のことを指します。医療機関により費用や治療内容が異なりますので、事前にご確認ください。

放射線検査

一般撮影検査(レントゲン)

当院では主に胸部レントゲン、腹部レントゲン検査を実施しております。具合の悪い方は寝た状態でも撮影できます。また当院の胸部レントゲン写真はAIによる読影支援、フジフィルム社のCXR-AIDを導入しております。これにより医師単独で診断する場合と比べて、検出率が9.95%向上します。

胸部レントゲン検査でわかること

肺炎、肺結核、誤嚥、肺気腫、気胸、肺がん、胸水、心拡大、胸部大動脈瘤、胸部腫瘍など

腹部レントゲン検査でわかること

便秘、腸閉塞、消化管穿孔、石灰化など

CT検査

CTは、X線を使って断層写真を撮影する検査法で、人体を透過したX線をコンピュータで処理し、360°輪切り像を作成します。
0.5ミリメートルの間隔で断層画像を作成できるため、レントゲン検査や超音波検査では難しい部位の病変を見つけることができます。
検査には、造影剤を使用しない単純CT検査と、造影剤を使用する造影CT検査の2種類があります。造影剤を使用することで、血管や病巣が分かりやすくなり、より正確な診断が可能になります。
当院では頭部、胸部、腹部のCT撮影が可能です。
※レントゲンでは分かりずらい骨折などを目的として、下肢のCT検査を行うこともあります。
※当日中に可能な限り結果を説明しますが、必要時は2次読影に回すので、後日での説明となることもあります。

胸部CT

肺炎、肺結核、肺がん、縦隔腫瘍、気胸、肺気腫などの早期発見に有効です。

こんな方にお勧め

  • 40歳以上の方
  • 喫煙者(または同居者が喫煙者)、過去に喫煙歴のある方
  • ご家族に肺がんのいる方
  • 咳、痰などが続く方

腹部CT

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などを調べます。ガスや脂肪のためにエコーでは見えにくい、
深部臓器の描出が可能です。
検査方法には単純CT撮影と造影剤を使用する造影CT撮影があり、造影CT撮影ではより病変を発見しやすくなります。肝臓癌、膵臓癌、腎臓癌などの悪性腫瘍の有無を確認できます。
その他に、急激な腹痛、下痢や嘔吐を伴う急性腹症が起きた際に有用であり、消化管穿孔、胆石、胆のう炎、膵炎、黄疸、尿路結石、解離性大動脈瘤、膿瘍なども診断が可能です。

こんな方にお勧め

  • 40歳以上の方
  • 腹部症状がある方
  • ご家族に悪性腫瘍のいる方
  • 腹部超音波検査で要精密検査になった方

造影剤について

造影CT検査とは、ヨード系造影剤を血管内に注射して行う検査です。造影剤を使用することで、病気の有無や性質・範囲を、より正確に判断する事ができるようになります。造影剤は基本的に安全な薬ですが、一定の頻度で副作用を生じることがあります。そのため、医師が判断した上で受診する方が承諾した場合にのみ使用します。検査を施工する上で造影剤使用の同意書を記入して頂いております。詳細は来院時にご説明いたします。
腎機能低下がある場合は使用できないため、事前に採血で検査する場合があります。
また、検査を受ける方で、アレルギー、心臓病、腎臓病、造影剤で副作用を起こしたことがある方は、あらかじめお知らせください。

その他CT

外傷に対して頭部CT(脳出血、頭部外傷等)や下肢CT(骨折等)を行うこともあります。

X線骨密度検査(骨塩定量測定)

骨粗鬆症とは

骨に含まれるカルシウムなどが減り、骨がもろく折れやすくなる病気です。日本国内における骨粗鬆症の患者さんの数は、推計1280万人(男性300万人、女性980万人)で、とくに女性に多く見られる疾患です。
原因には加齢、生活習慣(運動不足、食生活など)、喫煙、閉経後のホルモンランスの変化、関節リウマチやステロイド薬の使用などがあります。
自覚症状に乏しく、背中や腰が曲がってくる、身長が縮んでくるといった症状が徐々に起こるため、病気と気づかないことが多いのが特徴です。重症になると、咳やくしゃみの衝撃でも骨折することがあります。
また、骨折による身体機能の低下から、寝たきりになってしまうこともあります。骨粗鬆症は、検査による早期発見と早期治療が重要な疾患です。骨粗鬆症の診断にはX線骨密度検査(骨塩定量測定)が欠かせません。

X線骨密度検査(骨塩定量測定)について

当院のX線骨密度検査(骨塩定量測定)はDIP法で行っており、レントゲン画像から測定する方法の一種です。
主に左手を標準物質(アルミスケール)とともに撮影し、第二中手骨(人差し指)の濃度と標準物質の濃度を比較して、骨密度を算出します。この方法は被ばくが少なく、測定が容易なため、低骨密度のスクリーニング(集団検診)向きです。
骨密度は、20~44歳の若年成人の平均値(YAM)との比較で評価されます。YAM値が80%未満であれば骨粗鬆症の疑いがあります。
※検査結果は、当日のうちに説明いたします。

骨密度検査見本

骨密度検査見本

こんな方にお勧め

  • 成人してから軽い転倒で骨折した・アルコールを日常的に多飲している
  • 喫煙経験がある・血縁に骨粗鬆症の方がいる
  • BMIが19以下である・日常的な運動量が30分未満である
  • 40歳と超えてから身長が3cm以上低下した・乳製品やカルシウム補給剤を摂らない
  • コーヒーを多飲する、食塩を過剰摂取している・ステロイド剤を3か月以上継続して服用した
  • 関節リウマチと診断されたことがある
  • 甲状腺、副甲状腺機能亢進症と診断されたことがある

臨床検査

内視鏡検査

  • 上部内視鏡検査(胃カメラ)(経鼻、経口)を行っています。
    先端に高性能カメラがついた5.9㎜の超極細チューブを鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。経鼻検査では、下の付け根を通らないため、咽頭反射(オエッ)はほとんど起こらないため、反射の強い方にはお勧めです。
    ※鼻腔が狭く挿入困難な方は、経口へ変更する場合があります。
  • 内視鏡検査は苦痛の少ない経鼻内視鏡、また過去の検査で苦痛が強かった経験があり、内視鏡検査に不安がある方に対しましては、鎮静化(眠った状態)での検査も可としておりますので、是非一度ご相談ください。

以下の症状のある方は胃カメラ検査をお勧めします

  • 胸やけがする
  • 胃が持たれる
  • 食欲が出ない
  • みぞおち付近に痛みがある
  • 黒い便が出る
  • 胃・十二指腸潰瘍と診断されたことがある
  • 魚介類を食べてからお腹が痛くなった
  • ピロリ菌感染がある

胃カメラ検査の流れ

事前診察

  • 内視鏡検査は基本的に予約制となっております。検査をご希望の方は事前に外来受診していただき、医師による診察の後検査の予約を取ります。
    ※ただし症状により緊急性のある場合は当日の検査も検討いたしますのでご相談ください。
  • 診察および既往歴や服用中の薬の確認などを行います。
  • 心臓病などで血液をサラサラにする薬を飲まれている方の場合は、主治医の先生に確認した上で、一定期間薬を中止していただくことがあります。
  • 必要であれば、感染症を調べる血液検査を行います。
当日必要なもの
保険証 お持ちであればお薬手帳 市の胃がん検診ご希望の方は受診券

検査前日・当日

※午前中の検査の場合

  • 遅くとも午後9時以降は飲食をしないようにしてください。

※午後の検査の場合

  • 検査前日の食事は通常で構いません。
  • 検査当日は午前8時までに少量のおかゆのみ(何も具の入ってないものに限る)は食べても構いません。それ以外のものは食べないでください。

検査当日

  • 水分(水・お茶・スポーツドリンク)は検査時間の直前までお飲みいただいても構いません。
  • 当日の喫煙は控えてください。
  • 当日、お薬を飲んでいる方は医師にご相談ください。
  • 服装は、身体を締め付けないような、楽なものでお越しください。

来院・受付

  • 検査時に鎮静剤を使用する場合は、検査後は当日、車、バイク、自転車の運転ができません。
    そのため、当日は車、バイクでのご来院はご遠慮ください。電車やバスを使用される場合でも、ふらつきなどの症状が残る場合がありますので、付き添いが可能な方はお願いいたします。
  • 当日は診察券を受付に出していただき、待合室でお待ちください。

検査

問診
当日の体調、服薬の確認などを行います。
前準備
消泡液を飲み胃の中をきれいにします。麻酔を行います。

※経鼻の場合→
鼻の奥に麻酔をかけます
あらかじめチューブを鼻から通します
※経口の場合→
喉の奥に麻酔をします
検査開始
・食道、胃、十二指腸を観察します。(検査時間はおおよそ10分程度です)
・また必要に応じて、胃の粘膜の一部を採取し組織検査をする場合もあります。

検査後の説明

  • 診察室で撮影した写真を見ながら医師が結果説明をいたします。
  • 細胞組織を採取した場合は、2~3週間後に病理結果の説明のために、再度受診していただきます。
  • 飲食は検査終了後1~2時間は控えてください。
  • 鎮静剤を使用した場合、投与後はしばらく(2時間程度)安静にしていただきます。
  • 検査後の食事はなるべく消化の良いものをおとりください。

次回の検査

  • 異常がない場合は、次回の検査は2年後が目安となります。
  • 慢性胃炎などを認めた場合は、毎年の胃内視鏡検査で注意深く経過観察を続ける必要があります。

超音波検査

超音波(エコー)検査とは

身体の表面に超音波プローブ(探触子)をあて、体内の臓器から跳ね返ってくる超音波を画像として映し出します。
体外から超音波を用いる検査のため苦痛はなく、またX線検査と異なり放射線被爆がないことから、繰り返し検査する事ができます。検査前の特別な処置も必要ありません。
※検査は女性検査技師が担当いたします。

各種超音波検査について

腹部エコー
肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈、膀胱といった腹部の状態を確認するために行う検査です。腹痛などの症状がある時でも負担なく短時間で検査が可能です。
癌などの腫瘍の有無、肝臓の脂肪肝、胆のうの炎症や胆石、膵臓の炎症や腎臓の結石の有無などを調べるために使われます。

検査時間

15分

腹部エコーでわかること

肝臓癌、脂肪肝、肝炎、肝硬変、胆のう癌、胆嚢ポリープ、胆石、膵臓癌、膵炎、膵嚢胞、腎臓癌、腎結石、水腎症、脾腫、腹部大動脈瘤、膀胱癌など

こんな方にお勧め

  • 高血圧、脂質異常症、肥満やメタボリック症候群を指摘されている方
  • B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝、肝硬変などの肝疾患を指摘されている方
  • 良性の肝腫瘍(肝血管腫、限局性結節性過形成など)がある方
  • 健康診断、人間ドックで肝機能障害を指摘された方
  • 腹痛がる(みぞおちの痛み、側腹部痛)
  • 糖尿病がある、または最近悪化してきている
腹部エコー

心エコー
心臓の動きや構造、心臓内の血流を観察する検査です。心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患の疑いがないかを調べます。高血圧や弁膜症では心臓が非常に大きくなることがあります。心臓の大きさや壁の厚さを評価したり、弁膜症の重症度を評価します。

検査時間

20分

心エコーでわかること

弁膜症、心拡大、心不全、心筋梗塞、先天性の心臓病など

こんな方にお勧め

  • 高血圧や肥満傾向がある方・動悸の症状がある方
  • 息切れやむくみの症状がある方・心雑音を指摘された方
心エコー

頸動脈エコー
頸動脈と呼ばれる脳の入り口の太い血管の動脈硬化を超音波を使って調べる検査です。動脈硬化によって頸動脈に狭窄が起こってるかどうか、脳梗塞などのリスクを知ることができます。
頸動脈エコーで血管壁をみると、3層になっています。このうち第1層と第2層を内中膜複合体(IMC)といい、この厚さを計測します。健康な人のIMCは1mm未満です。厚さが1mmを超えると動脈硬化が進んでいる可能性が高くなります。

検査時間

15分

頸動脈エコーでわかること

動脈硬化の進行度合い、頸動脈のつまり具合、プラークの有無

こんな方にお勧め

  • 高血圧、脂質異常症、糖尿病などの病気がある方
  • 近親者に脳梗塞、心筋梗塞などの方がいる方
  • めまいがある方
  • 意識消失を起こした経験がある方
頸動脈エコー

甲状腺エコー
甲状腺の大きさ、腫瘍性病変の位置や大きさ・性状などを調べる検査です。血液検査と合わせて検査を行います。

検査時間

10~15分

甲状腺エコーでわかること

甲状腺癌、腺腫、バセドウ病、橋本病など

こんな方にお勧め

  • 前頚部が腫れている方
  • 甲状腺機能異常(血液検査)を認める場合
  • 食欲低下、体重減少、発汗、イライラ感などの症状がある方(バセドウ病)
  • むくみ、体重増加、寒がり、無気力などの症状がある方(橋本病)
  • 放射線の被爆をした方
甲状腺エコー

乳腺エコー(乳がん検診)
乳房に超音波をあてて、乳腺の状態を確認するために行われる検査で、主に乳がんの検査をする際に用いられます。
画像では乳腺は白く、癌は黒く描出されます。手で触れないようなしこりの発見も可能であり、痛みもなく短時間で検査できます。

検査時間

10~15分

乳腺エコーでわかること

腫瘤(良性)、のう胞、乳腺症、乳管の拡張とその内部の腫瘤、浸潤性の乳管癌など

こんな方にお勧め

  • 40歳以下の若年の方(マンモグラフィーのみでは見つかりにくいことがあるため)
  • マンモグラフィーで高濃度乳腺と言われた方
  • 胸のしこりが気になる方

※しこりを伴わない乳癌や早期発見のためにも、可能な限りマンモグラフィーも合わせて行ってください。

乳腺エコー

下肢静脈エコー

下肢全体に超音波をあてて、静脈の太さや形態、血栓の有無などを知るために行う検査です。下肢静脈は深部静脈と表在静脈からなり、当院では深部静脈に対する検査を行っております。

検査時間

20分

下肢深部静脈エコーでわかること

下肢の静脈の流れが滞っていないか、下肢深部静脈血栓症(DVT)の有無

こんな方にお勧め

  • 下肢のむくみや腫れ、痛み、熱感がある方

生理機能検査

心電図検査
心臓の動きを電気的な波形として記録し、心臓の状態を見る検査です。
特に、心臓の活動の異常によって現れる不整脈の診断には欠かせない検査です。検査にかかる時間は3~5分と短時間です。

心電図でわかること

不整脈、心拡大、心肥大、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患

こんな方にお勧め

胸痛、動悸、息切れ、めまい、失神、しびれ、足のむくみがある方

心電図検査

ホルター心電図検査(24時間心電図)
ホルター心電図とは、長時間(主に24時間)の心臓の動きを調べるための検査です。短時間の心電図検査では難しい、一過性や間欠性の不整脈や、労作時・排便時など日常生活の動作中に発生する不整脈の検査に有用です。
ホルター心電図で測る心電計は小型で、取り付けも簡単であり、付けたまま普段通りの日常生活を過ごしていただけます。当院のホルター心電図機器は、クラス最薄、最軽量(本体17g)であり、防水使用のため、長時間の入浴を避けていただければ、普通に入浴も可能です。検査中に動悸や胸痛などの自覚症状が出た場合は、[行動記録カード]に記入していただき、それを記録した波形と比較することで、症状と不整脈や虚血性心疾患の関連を調べることもできます。
※検査結果はすぐにオンラインで届くため、数日すれば説明可能です。

こんな方にお勧め

  • 健康診断の心電図検査で要精査と言われた方
  • 脈の乱れ・胸の痛み・動悸等の自覚症状がある
ホルター心電図検査

呼吸機能検査

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺疾患をはじめとする呼吸器の病気が疑われるときや、その状態をみるときに行う検査です。息を吸ったり吐いたりして、息を吸う力、吐く力、酸素を取り込む能力などを調べます。
当院ではスパイロメーターという機械を用いて検査を行い、肺の働きや呼吸器の病気がないかを調べます。

呼吸機能検査でわかること

  • 肺活量(VC):肺に入る空気の容量で、思い切り吸って、思い切り吐き出した時の息の量
  • 努力性肺活量:胸いっぱいに息を吸いこみ、最大の速さで一気に吐き出した時の空気の量
  • 1秒量:努力性肺活量のうち、最初の1秒間に吐き出した息の量
  • 1秒率(FEV1.0%):努力性肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何%の息を吐き出せたかを表す値

呼吸機能障害の分類(表)
呼吸機能障害の分類(表)
拘束性障害:肺活量の低下は、呼吸する肺の組織が減少するなど、胸膜の病気などが原因と考えられます。
例)肺繊維症、じん肺、間質性肺炎、古い胸膜炎など
閉塞性障害:1秒率の低下が主な原因です。
例)喘息、慢性気管支炎、びまん性細気管支炎、慢性肺気腫(COPD)など
肺活量混合性障害:拘束性換気障害と閉塞性換気障害の両方がある場合をいいます。
例)じん肺、結核後遺症、COPDなど

こんな方にお勧め

  • 痰、咳、息切れのある方
  • 喫煙者(受動喫煙者を含む)
  • 粉塵や化学物質にさらされる機会の多い方
呼吸器検査

その他

血圧脈波検査(CAVI・ABI)
両手、両足の血圧を測定し、脈波を記録することにより、血管の硬さや狭窄、閉塞の程度を調べる検査です。
CAVIは心臓(Cardio)から足首(Ankle)までの動脈(Vascular)の硬さの指標(Index)の略で、冠動脈が詰まることによる心臓や血管の病気の早期発見につながる検査です。CAVIの数値が8.0未満は正常範囲ですが、8.0~9.0は境界域で、9.0より高いと動脈硬化が進んでいるといえます。
ABIは足首(Ankle)と上腕(Brachial)の血圧比の指標(Index)の略で、動脈の狭さの程度がわかります。ABIの数値が0.9以下だと足の動脈が詰まりが疑われ、数値が低いほど重症になります。また、その症状は足の痛みとして現れることが多いと言われています。
検査の所要時間は5分程度で、当日中に医師より結果をご説明いたします。

当日患者様にお渡しする検査結果見本
当日患者様にお渡しする検査結果見本

血圧脈波検査でわかること

  • 血管の硬さ(CAVI)
  • 血管の詰まり(ABI)
  • 血管年齢…同じ性別、同年齢の健康な方の平均値を比べることで、血管年齢がわかります。

こんな方にお勧め

  • 高血圧、脂質異常症、糖尿病などの病気がある方・動脈硬化が気になる方
  • 喫煙している方・運動不足の方
  • アルコールを週3日以上飲む方・身内に脳卒中や心臓病の方がいる
  • 足に痛みがある方
  • 40歳以上の方
血圧脈波検査

血液検査

自動血球計数・CRP測定装置
院内で血球(赤血球、白血球、血小板)数や炎症反応(CRP)の測定ができます。測定時間は約5分程で、さまざまな炎症性疾患の疑いのある患者さんの炎症の有無やその程度がその場で分かります。また、貧血をみる時にも活躍します。
自動血球計数・CRP測定装置
出血凝固検査(プロトロンビン時間=PT)
出血凝固検査機器
小型HbA1c測定器・簡易血糖測定器
院内で糖尿病検査(血糖・HbA1c)の測定が可能です。また、検査に必要な血液はどちらの測定器も1滴あれば検査が可能です。
患者さんに負担なく、迅速に検査結果をお出しできます。
小型HbA1c測定器・簡易血糖測定器

尿・糞便等検査

小型尿分析器
尿定性検査用の器械です。尿の状態を1分と短時間で判定します。健診等での尿検査から、膀胱炎などの診断に利用されます。
小型尿分析器

細菌検査

新型コロナウィルス抗原検査
新型インフルエンザウィルス抗原検査
ノロウィルス抗原検査
各検査を約15分程で判定が可能です。
細菌検査